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7. 参考文献

このセクションでは特定のバージョンを指定したくない場合パッケージの名前 のバージョンの部分に vvv を使います。特に理由がなければ常に最新のバー ジョンを取ってくるようにして下さい。

7.1 LILO - Linux ローダ

Werner Almesberger が作者です。優れたブートローダです。ドキュメントに はブートセクタの内容や、ブートプロセスの初期段階に関する情報が含まれて います。

ftp サイト tsx-11.mit.edu/pub/linux/packages/lilo/lilo.vvv.tar.gz という名前で置いてあります。 sunsite (とそのミラーサイト)にもありま す。

7.2 Linux FAQ と HOWTO 文書

色々なところに置いてあります。 usenet のニュースグループ news.answerscomp.os.linux.answers を見て下さい。 sunsite.unc.edu/pub/Linux/doc からも ftp できます。

にあります。

WWW なら Linux documentation home page http://sunsite.unc.edu/mdw/linux.html を見ましょう。

どれもだめなら、 mail-server@rtfm.mit.edu 宛に、本文に "help" と書いたメー ルを送り、返送されてくる説明に従って下さい。

注意: boot ディスクを作る前に Linux Installation HOWTO や Linux Install Guide などの FAQ、 関連文書を読んで下さい。これらを読んでいな い場合は boot ディスクを作るべきではありません。

==訳注==
日本語版 JF の文書は ftp://jf.linux.or.jp/pub/JF/ にあります。 WWW ページは http://jf.linux.or.jp/JF/JF.html です。

7.3 RAM ディスクの使い方

新しくなった RAM ディスクの動作に関する優れた文書が Linux カーネルに付 属して来ます。 /usr/src/linux/Documentation/ramdisk.txt を見 て下さい。これは Paul Gortmaker が書いたもので、圧縮ファイルシステムの 作り方が書いてあります。この HOWTO の ブートディスク作成上級編 と同種のものです。

7.4 レスキューパッケージ

Bootkit

作者は Scott Burkett です。 Bootkit を使うと、メニュー形式でレスキュー ディスクを作成したり、ディスクの内容を管理することができます。メニュー は Dialog パッケージを用いた見栄えの良いものです。また作成されるディス クのディレクトリツリーはシンプルで理解しやすいものになっています。パッ ケージには必要なファイルのサンプルも含まれています。このパッケージの目 的はディスクの概略を決定することであり、どんなファイルをディスクに入れ、 どんな設定をするのかはユーザが決めなければなりません。このことを気にし ない人ならばこのパッケージが気に入るでしょう。

sunsite.unc.edu/pub/Linux/system/Recovery/Bootkit-vvv.tar.gz から ftp して下さい。

CatRescue

作者は Oleg Kibirev です。このパッケージでは、圧縮を使ったり実行ファイ ルをシェルスクリプトにしたりして、とにかくディスクスペースを広げること に重点が置かれています。ドキュメントには様々な障害状況に対する対策が記 されています。

gd.cs.csufresno.edu/pub/sun4bin/src/CatRescue100.tgz から ftp して下さい。

Rescue Shell Scripts

Thomas Heiling が作者です。このパッケージには boot と boot/root フロッ ピーを作成するシェルスクリプトが含まれています。これらは LILO などの外 部プログラムのある特定のバージョンに依存しているため、現在使っているシ ステムを置き換えるのに少々苦労するかもしれません。しかし、この文書に含 まれているシェルスクリプトよりも一般的なものが必要でしたら、出発点とし ては役に立つでしょう。

sunsite.unc.edu/pub/Linux/system/Recovery/rescue.tgz から ftp して下さい。

SAR - Search and Rescue

作者は Karel Kubat です。 SAR はレスキューディスクを作成するプログラム で、必要とされるディスクスペースを小さくするために色々なテクニックを使っ ています。マニュアルには Linux のブートプロセス、ログインプロセスに関 しても記述されています。

ftp.icce.rug.nl/pub/unix/SAR-vvv.tar.gz から ftp できます。

マニュアルは WWW でも見ることができます。 http://www.icce.rug.nl/karel/programs/SAR.html

YARD

作者は Tom Fawcett です。 yard では 1.3.48 以降のカーネルの圧縮ラムディ スク機能を用いており、カスタマイズされたレスキューディスクを作ることが できます。 ブートディスク作成上級編 で述べていることの大部分を自動的に行えるように設計されています。さらに yard は選択されたファイル(ローダやライブラリ、 /etc/fsatab、 rc、 passwd など)をチェックして、レスキューディスクをブートさせるために必 要なものがすべて揃っているか確認してくれます。 yard を実行するには Perl5 と LILO が必要です。またカーネルが 1.3.48 以降のものである必要 があります。

sunsite.unc.edu:/pub/Linux/system/Recovery/yard-1.n.tar.gz から ftp して下さい。

レスキュー用途にカスタマイズされたデータもあります。 yard と一緒に用い ます。

sunsite.unc.edu:/pub/Linux/system/Recovery/yard-prefabs-n.tar.gz から ftp して下さい。

7.5 Slackware 配布パッケージ

Linux の配布パッケージとして最もポピュラーなものです。また汎用のカーネ ルを手に入れるのにも都合の良いパッケージです。どこにでもあるでしょうか ら、ここにアドレスを書くまでもないでしょう。


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